« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013/03/22

岸田ますみ『さまよう風景』@SPACE YUI

岸田ますみ 個展 『さまよう風景』
2013年3月25日(月)―30日(土)
SPACE YUI

Spaceyui0325
わたしの目はいつも風景の中をさまよっています。それはわたしの心かもしれません。風景は、車窓の眺めにあり、枝からはなれた木の葉にあり、小さな五百円玉の中にもあります。さまようわたしという風景は喜びであり、時には哀しみであり、絵筆を取る力でもあったりするのです。そして、わたしはまた描かれた風景の中をさまよいます。今日はよく晴れて、アトリエから見える海が光っています。水平線に島が浮かんでいます。

続きを読む "岸田ますみ『さまよう風景』@SPACE YUI"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/03/21

名古根美津子『New Self, New to Self』@B GALLERY

名古根美津子『New Self, New to Self』
開催中―4月4日(木)
B GALLERY(BEAMS JAPAN 6F/新宿)

New_self_new_to_self

B GALLERYでは初となる写真家、名古根美津子の写真展。本展では近年力を入れて制作を続けているセルフポートレイト作品「New Self, New to Self」より、新作を含めた作品群を多数展示します。本作は、彼女自身がセルフポートレイトがよく自分探しに用いられる事に疑問を抱いたことから制作が始まりました。すべての作品に写る自分の姿は、“顔”や“表情”から引き起こされる強い連想を避けるため、一般的に連想されるセルフポートレイトには欠かせない“顔”を隠し、不明確にしています。彼女は自らの顔の描写を曖昧にすることで、“顔”が引き起こす安易な洞察から誤解を招かないように配慮しており、また自分自身を日常の中の非日常に置くことで、意外な自分や望む自分を導いています。

[関連イベント]
アーティスト・トーク
ゲスト:坂部三樹郎(MIKIO SAKABEデザイナー)
3月31日(日)15:00~16:30
参加無料/定員先着30名(予約制)

名古根美津子 http://nagone.com/

続きを読む "名古根美津子『New Self, New to Self』@B GALLERY"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本格的な国際写真フェスティバル、京都から世界へ

京都グラフィー 国際写真フェスティバル
2013年4月13日(土)—5月6日(月祝)

Kyoto_graphie_2

京都が最も美しい春の時期に、寺社や町家など京都ならではのロケーションを舞台に、世界各国から選び抜かれた写真で街全体が満たされる24日間。KYOTOGRAPHIEは、文化都市京都と写真芸術の融合を図ると同時に、京都の伝統工芸とのコラボレーションにより写真芸術が生活により深く浸透することを目指します。そして毎年、京都から世界に向けてクオリティーの高いプログラムを発表して行きます。

[アーティスト+会場]
・大西清右衛門=大西清右衛門美術館
・小野規=アンスティチュ・フランセ関西
・マリック・シディベ=京都文化博物館 別館
・高谷史郎=西行庵
・CHANEL NEXUS HALL presents NAOKI=二条城 二の丸御殿台所
・ケイト・バリー=誉田屋源兵衛 黒蔵
・ニコラ・ブーヴィエ=有斐斎 弘道館
・細江英公=高台寺塔頭 圓徳院
・クリスチャン・ポラック コレクション=虎屋京都ギャラリー
・アルル国立高等写真学校の学生=ARTZONE
・Hasselblad Masters 2012+エールフランスラウンジ=ASPHODEL/富美代
・京都グラフィーハイライト=ハイアット リージェンシー 京都

公式サイト www.kyotographie.jp
facebook http://www.facebook.com/kyotographie

Kg_photo
上左)Nuit de Noël(1963) Courtesy MAGNIN-A ©Malick Sidibé
上中)©Naoki
上右)People sleeping in a night train(1964) ©Nicolas Bouvier, Musée de l’Elysée, Lausanne
下左)©Marie Sommer/École Nationale Supérieure de la Photographie d’Arles
下中)Catherine Deneuve ©Kate Barry
下右)©Christian Polak Collection

続きを読む "本格的な国際写真フェスティバル、京都から世界へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/03/19

小沢剛 個展『できるかな』@MISA SHIN GALLERY

小沢剛 個展 『できるかな』
2013年3月19日(火)―5月2日(木)
MISA SHIN GALLERY

Dekirukana0319
Ozawa installs his works for the exhibition 展示作業中 @MISA SHIN GALLERY

世界中を旅し、さまざまな出会いが作品に繋がって行く小沢ですが、今回の展示となる「できるかな」は、個人的な経験から始まりました。
小沢は、2010年、往年の幼児教育番組「できるかな」ののっぽさんに扮し府中市美術館で公開制作を行いました。美術館のスタジオに持ち込んだ古い嫁入り箪笥は義母の遺品です。故人が集めたハギレ、紙袋、空き缶、空き瓶、割り箸、針金ハンガーなど細々とした品は、生前にいつか使うつもりで集めたありふれたモノで、モノとしての価値はほとんどありません。のっぽさんに扮した小沢は、紙袋を細かくちぎってミキサーにかけ小さな紙袋型に成形したり、キャンバスに貼られたハギレの柄を一度塗りつぶした後再び油絵で柄を描いたりと、そのモノの形や色をトレースする作業を黙々と続けます。それは、価値がないと捨てられる品々を、モノ自体に還元させ、その使命を遂げさせる行為でもありました。
翌年「会津・漆の芸術祭」に「できるかな」を展示することになる小沢は、漆職人とのコラボレーションを試み、義母の嫁入りタンスの化粧板の木目を会津塗でトレースします。それは一人の女性のプライベートな記憶のトレースから、地震と津波によって家財道具を失ってしまった人たちの日常の記憶のトレースへとつながり、とるに足りない日用品であっても、そこにはそれぞれのかけがえのない記憶と時間が刻まれていることを想起させます。
「できるかな」は、小沢自身の個人的な経験から始まり、二度に渡る制作プロセスを経てやがて誰もが共有する普遍性をもった記憶や体験へと進化して行きます。
MISA SHIN GALLERY初の個展となる、小沢ワールドをお楽しみ下さい。

続きを読む "小沢剛 個展『できるかな』@MISA SHIN GALLERY"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »