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2012/12/21

2会場で展開する足立喜一朗新作展『never die』『never fade』

足立喜一朗
『never die』

2013年1月11日(金)―27日(日)hpgrp GALLERY TOKYO
『never fade』
2013年1 月8日(火)―31日(木)
H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI

Hpf_w_0108
左)タイトル未定 2012年 13×22×17cm 明礬
右)タイトル未定 2012年 50×50×45cm 明礬、ステンレス、アルミ


これらの彫刻作品は結晶化させることで形づくったものです。結晶は過飽和状態が続く限り尚も成長を続けます。生きているかのように。しかし結晶は地層のようにゆっくりと年月をかけて積層されていきます。まさにそれは私にとって「死」そのものであるように思われました。このような「生と死」本来相反する両方の意味を兼ね備えている不可思議な結晶に私は惹かれました。結晶が僕に伝えることは「生」も「死」もどちらも美しいということです。僕は「生」と「死」が両方とも価値のあるものと思いたい。またこの作品は澁澤龍彦の著書「ホモ・エロティクス」を参考にするのが適当であるかと思われます。その著書の中で「死= ニルヴァーナ(涅槃)」、「生= 快感原則」という仮定のもと「ニルヴァーナ」と「快感原則」の統合こそ必要であると主張しています。これはどういうことなのか。現在私たちの世界では「生」が賛美され、「死」が忌み嫌われています。
死にたくないし、衰えたくない。こう私たちは思います。「生」は時間の制約の中、死を怯えながら快感を求め続けなければならないのか。「死」は時間の停止した中では永遠何の変化もなくそういった脅迫観念からは解放されるのではないか。
このようにエロスとタナトスの矛盾を説いています。
足立喜一朗

足立喜一朗

『never die』
1月11日(金)―27日(日)
火~日:11:00-19:30
定休日:月曜日
入場無料

hpgrp GALLERY TOKYO
150-0001 東京都渋谷区神宮前5-1-15 CH ビル B1F
TEL.03-3797-1507

http://hpgrpgallery.com/

『never fade』
1月8日(火)―31日(木)
月~土:11:00~21:00/日・祝日:11:00~20:00
入場無料

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI
100-6301 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F
http://hpgrpgallery.com/window/

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