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2011/08/30

絵画作品、ウォールペインィング、ワークショップ、トーク等イベント多数のギヨム・ボタジ展

ギヨム・ボタジ展 HOPE 2011
2011年9月16日(金) ―11月13日(日)
札幌宮の森美術館

Bottazzi

1971年フランス南東部の都市リヨンに生まれ、早くより美術家を志したギヨム・ボタジは、10代後半を過ごしたイタリアで15、6世紀のルネサンス絵画に触れ、その魅力に圧倒されて以来、古典的な技法にこだわりながら、豊かな色彩 感覚と他に類を見ない独創的なイメージで抽象絵画の新たな可能性にチャレンジしてきました。どれも題名を持たないボタジの絵画は、作者の意図を探ることを拒みつつ、見る者に無限のインスピレーションを与え、その想像力を刺激して止みません。入念に計算された構図、幾層もの奥行きや時間の流れ、色鮮やかに描き出された有機的な形態は、キャンバスの限定された空間を飛び出し、未だ見ぬ異次元の世界へと私たちを誘います。

ギヨム・ボタジ展 - HOPE 2011では、アーティストが自ら選ぶ代表作約15点の展示に加え、ボタジがデビュー当初より精力的に取り組んでいるウォール・ペインティング(壁画)を、実際に美術館の外壁を使って制作、その制作過程を公開します。キャンバスや紙の上の作品同様、繊細な筆1本から生み出されるボタジ独自のイメージは、建物の外観や街の景観を変えるばかりでなく、そこに暮らす人々の意識/無意識にもさまざまな影響を与えるにちがいありません。制作期間中に開催される説明会やワークショップも、ボタジの創造の核心に迫るうえで貴重な機会となるでしょう。

今年3月11日に起きた東日本大震災のニュースをフランスで聞いたボタジは、大きなショックを受け、以来、日本で自分にできることは何か、それを考え実現したいとの気持ちを強くしたと言います。これまで自作のすべてを無題としてきたボタジが、本展に限り「HOPE=希望」と冠することを許可したのも、そうした自らの姿勢を明らかにしたものといえます。

※フィリップ・フォール駐日フランス大使の主導によって始まったキャンペーン「日本とフランス、共に明日に向かって」は、被災地復興支援のためにアーティストと文化界を結びつけ、さまざまな文化プロジェクトを通して、日本を長期的に側面支援していこうとするプログラムです。本展では、このキャンペーンと連帯して入場料収益を東日本大震災の復興支援に向けた義援金とさせていただき、微力ながらも、被災地の方々への一助となりたいと願っております。

ギヨム・ボタジ展 HOPE 2011

9月16日(金) ―11月13日(日)

11:00~19:00

火曜休館

観覧料
一般500円、高大生400円、中学生以下無料

札幌宮の森美術館
札幌市中央区宮の森2条11-2-1 宮の森ミュージアム・ガーデン内
TEL.011-612-3562

http://miyanomori-art.jp

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