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2011/04/20

ヘンリー・ダーガーとは何者だったのか?人生と創作に迫る大企画展

ヘンリー・ダーガー展
~アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く『非現実の王国で』
2011年4月23日(土)―5月15日(日)
ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)


20世紀アメリカ美術における最大の謎、ヘンリー・ダーガーの人生と創作に迫る。巨大挿画や遺品、自叙伝などを手がかりに、未だ全容が解明されていない物語『非現実の王国で』と、知られざる作家の実人生という、二重の謎を読み解く試みです。

Henry_darger
左)『サリー・フィルダー、デイジー、へティ、ヴァイオレット、アンジェリニア・アーロンバーグ、ジョイス、ジェニー、アンジェリン、キャサリン、マージョリー・マスターズ』
Collection of Kiyoko Lerner (C)Kiyoko Lerner,2011
右)『キラキラ輝くブレンゲン。ボイ・キング・アイランズ。一匹は年若いタスカホリアン、もう一匹は人の頭をしたドロテリアン』
Collection of Kiyoko Lerner (C)Kiyoko Lerner,2011


家族も友人もなく、天涯孤独に生きたヘンリー・ダーガー。彼はその侘しい実生活を棄て、自身が夢想した物語『非現実の王国で』の中で生き、そこで起った出来事を、生涯を賭して記録しました。

ダーガーにとって『非現実の王国で』を綴り描くことは、人に見せるためでも、余暇の楽しみでもなく、生きることそのものでした。この特異な創作は、下宿先の大家夫妻によって偶然に発見され、彼の死後、人々の目に触れることになりますが、その不可思議な世界観と強烈な表現欲求は観る者を圧倒し、魅了し、心を捉えて離しません。

しかし、この物語を生み出したダーガーという人物は多くの謎に包まれたままです。彼は一体何者で、何を考えていたのか?何を愛し、求めていたのか?心穏やかに最期を迎えることができたのか?など、多くの謎が残されているのです。

本展は、最新の研究成果のもと、ヘンリー・ダーガーの実人生と『非現実の王国で』を解き明かすことを試みる企画展です。会場は、ダーガーの幼少期にフォーカスをあてる[Early Days]、ダーガーが興味を抱いていた事物を紹介する[Archeology of Henry Darger's Room]、『非現実の王国で』の挿画64点を展示する[Welcome to the Realms of the Unreal]、自叙伝と本邦初公開となる遺品6点を紹介する[History of My Life]、様々な分野の著名人から寄せられたコメントを通じてダーガー像に迫る[Hommage]という5つのセクションで構成。彼が人生の後半40年を暮した部屋から見つかった遺品や書き物を手がかりに、ヘンリー・ダーガーの虚実に迫ります。

本展の入場料の一部が、東北地方太平洋沖地震の義援金として被災地に送られます。

公式サイト http://www.lapnet.jp/event/event_l110423/

ヘンリー・ダーガー
1892-1973。アメリカ、イリノイ州シカゴ生まれ。4歳になる直前で母親と死別し、8歳で児童養護施設へ収容。12歳のときに劣悪な環境の精神薄弱児収容施設へ移送されるが、17歳で脱走。シカゴの病院で清掃人として働く傍ら、誰に知られることなく、60年もの長きにわたり私的小説『非現実の王国で』を著述。7人の美少女姉妹が、子供を奴隷として虐待する暴虐非道な男たちを相手に壮絶な戦いを繰り広げるという物語を延々と綴った。そのボリュームは15,000ページを超え、挿絵は数百枚におよぶ。当時の下宿先の大家夫妻によって偶然発見された。

ヘンリー・ダーガー展
~アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く『非現実の王国で』

4月23日(土)―5月15日(日)
11:00~20:00 ※最終日は~18:00

入場料
一般800円、学生600円
※ラフォーレカード会員および小学生以下無料

ラフォーレ原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6
TEL.03-3475-0411

http://www.laforet.ne.jp

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