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2010/05/17

ピクトリアリズムの写真家-フェリックス・ティオリエ

フェリックス・ティオリエ写真展
-いま蘇る19世紀末ピクトリアリズムの写真家-

2010年5月22日(土)―7月25日(日)
世田谷美術館

Felix_thiollier
フェリックス・ティオリエ(1842-1914)は、19世紀末に炭鉱や機械産業、繊維産業で急速に発展したフランスの都市サン・テティエンヌに生まれ、リボン製造業に従事し十分な富を蓄えると37歳にして引退、その後はヴェリエールという村の15世紀に建てられた修道騎士館などに住みながら、考古学の研究、専門書の出版、画家との交流、写真撮影などでその生涯を過ごしました。彼の写真家としての業績が長い間全く知られていなかったのは、彼が当時の写真家たちと交流せず、展覧会にも出品せず、写真協会のメンバーにもならず、また存命中には写真を売ることもなかったからでした。ティオリエの作品を文化機関や美術館に初めて紹介したのは、その写真の素晴らしさに魅了された、彼の子孫の一人であるベルトラン・ジュリアン=ラフェリエール氏であり、それは1980年代のはじめのことでした。その後、彼の写真作品は、1986年にニューヨーク近代美術館に、1995年にはサン=テティエンヌ近代美術館に、その翌年にはシュトゥットガルト州立美術館に次々と紹介され、1998年には、オルセー美術館や横浜美術館にも紹介されました。このときオルセー美術館は、そのコレクションにティオリエの15点のヴィンテージ写真を加えました。これらの作品は近年、テーマ別の様々な展覧会「パリ 1900年」(グラン・パレ、2000年)、「ピクトリアリズムからウジェーヌ・アジェへ」展(オルセー美術館、2002年)、「風景と自然」展(オルセー美術館、2004年)で紹介されています。本展では、こうした知られざる写真家、ティオリエが遺したヴィンテージ・プリントに加え、最初期のカラー写真ともいうべきオートクローム数点など、約170点の稀少な作品を展覧いたします。

フェリックス・ティオリエ写真展
-いま蘇る19世紀末ピクトリアリズムの写真家-

5月22日(土)―7月25日(日)
10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)
毎週月曜休館
※ただし7月19日(月・祝)は開館、20日(火)は休館

観覧料
一般1,000円、大高生/65歳以上800円、中小生500円

世田谷美術館
〒157-0075世田谷区砧公園1-2
TEL.03-3415-6011(代表)
ハローダイヤル.03-5777-8600

http://www.setagayaartmuseum.or.jp

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