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2008/08/12

「エモーショナル・ドローイング」展 読者プレゼント!!

「現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング」展

2008年8月26日(火)~10月13日(月・祝)
東京国立近代美術館

※※展覧会チケットプレゼントの受付は終了いたしました。多数のご応募ありがとうございます。

1
イケムラレイコ 《樹》より 2007年 ©the artist

6
キム・ジュンウク 《無題》 (参考作品) 2007年 Courtesy: Gallery Skape, Seoul  ©the artist

14
S. テディ D. 《無題》 1996年 個人蔵 ©the artist

出品作家:
イケムラレイコ(日本/ドイツ)、アマル・ケナウィ(エジプト)、アヴィシュ・ケブレザデ(イラン/アメリカ)、キム・ジュンウク(韓国)、ホセ・レガスピ(フィリピン)、ナリニ・マラニ(インド)、奈良美智(日本)、ジュリアオ&マニュエル・オカンポ(アメリカ/フィリピン)、S. テディ D.(インドネシア)、坂上チユキ(日本)、ピナリー・サンピタック(タイ)、ミツ・セン(インド)、アディティ・シン、シュシ・スライマン(マレーシア)、辻直之(日本)、ウゴ・ウントロ(インドネシア)

“エモーショナル・ドローイング”と名づけられたとおり、未完成で荒削りの、ディテールの曖昧なドローイング群が私たちに投げかけるのは、“もういちど感情に忠実であろう”という我々の無意識の声なのではないだろうか。そこには近年目立ってきたアウトサイダー・アートの紹介の流れも無関係ではなく、単に美術という領域のモダニズムへの揺り戻しが、周縁にあるオルタナティブなアートを回収する作業に躍起になっているからというわけではなくて、表現者と鑑賞者の間に長年に渡り生じてしまった、隆起し緊張した断層を、“感情”という共通の震源から発生する静かな振動によって元の位置にもどそうとする、大地のプレートの動きに近いのかもしれない。さて本展に出品する作家たちは、アジアを中心に多岐に渡り、その出自やエコール、キャリアも様々だ。ただ共通しているのは、美術として優秀な点数を取ることではなくて、あくまで自らの感情・情動に忠実であるということだ。我々(鑑賞者)が他者(作家)の感情に寄り添うことの出来なくなった時代に、あるいはまた表現者が日ごろ抱え、ひそかに投げかけている“症候”に我々が不寛容になってしまった時代に、実は深い問題提起をしている展覧会かもしれない。

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「現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング」展

会期 2008 年8 月26 日(火)~10 月13 日(月・祝)
開館時間 午前10 時から午後5 時まで 金曜日は午後8 時まで (入館は閉館30 分前まで)
休館日 月曜日 (9 月15 日と10 月13 日は開館し、9 月16 日休館)
主催 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国際交流基金
協力 日本航空
会場 東京国立近代美術館 企画展ギャラリー(1 階)
アクセス 東京メトロ東西線竹橋駅1b出口 徒歩3 分
〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1

観覧料
(所蔵作品展を含む)
一般850(600)円/大学生450(250)円 *( )内は20 名以上の団体料金の順。 いずれも消費税込
高校生および18 歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1 名)は無料。
入館当日に限り、「壁と大地の際で」と所蔵作品展「近代日本の美術」もご観覧いただけます。
お問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
HP http://www.momat.go.jp

イベント
アーティスト・トーク
8 月26 日(火) 14:00~16:00 ギャラリー・トーク
マニュエル・オカンポ+ピナリー・サンピタック+ミツ・セン
*会場にて、参加無料(要観覧券)、申込不要

9 月13 日(土) 14:00~16:00 スクリーニング&トーク
辻直之
*講堂(地下1 階)にて、聴講無料、申込不要(先着150 名)

シンポジウム
9 月27 日(土) 13:00~16:00
「ドローイング再考 テクネーとアートのはざまで」(仮題)
主催 東京国立近代美術館、国際交流基金
パネリスト(50 音順)
・金井直(信州大学人文学部准教授)
・斉藤環(精神科医、爽風会佐々木病院診療部長)
・中林和雄(東京国立近代美術館企画課長)
・ヤン・ジョンム(韓国芸術綜合学校美術学部美術理論学科准教授)
・保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員、本展キュレーター) *モデレーター
*講堂(地下1 階)にて、聴講無料、申込不要(先着150 名)

担当学芸員によるギャラリートーク
9 月5 日(金)、9 月19 日(金)、10 月3 日(金) 18:00~19:00 保坂健二朗+中村麗子
*会場にて、参加無料(要観覧券)、申込不要

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