クリティーク、コラム、エッセイ、インタヴュー、手を変え品を変えて、欲しいコメントを出し続ける、カルチャー・メッセージの展示場。コムコム.comが変わります。

  • podcast動画配信中!!!
  • RSS新着情報をRSSで配信中!

    コンテンツ

    バックナンバー

    最近のトラックバック

    ↑携帯からご覧になれます

    « 村上春樹版かるたの原画展 | トップページ | 寺門孝之展 そして船は行く »

    ようこそ、シングルライフへ

    上野千鶴子『おひとりさまの老後』(法研、2007)

    Ohitori_3

    結婚していようがいまいが、
    だれでも最後はひとり


    「これで安心して死ねるかしら」  ―帯より

    「結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり」
    こう帯に書かれた本書を手に取ると、なるほどなと思ってしまう。
    ジェンダー研究者として第一線で活躍されている著者が、
    老後について考える、その筆致は時には荒々しく、
    時には(世の男性にとって)手厳しく語られているが、
    本書全体を通して感じられるのは、
    暗く不透明で誰しも不安に感じている老後について、
    あくまでポジティヴに捉えようと努めている点である。

    老後は自分の問題でもあると同時に、
    残されていく人々の問題でもある。
    自分が明るい気持ちでいられなければ、
    残りの人生、自分が楽しく、
    そして自分に関わる人たちと楽しくやってはいけない。
    本書は、そうして生きていくための想像力が足りない
    我々日本人(女性も男性も)にとって、
    明るい光を投げかけてくれる“実用書”である。

    text=y.kageyama

    Posted by 出入自由 on 12月 10, 2007 at 05:23 午後 文学●ほんとの本の話し |

    Trackback

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174560/17330233

    この記事へのトラックバック一覧です: ようこそ、シングルライフへ:

    Comment

    コメントを書く