« 山田宏一さんも絶賛! | トップページ | ヤバイくらいかっこいい!・・・スタイリッシュ・モノトーンの近未来フィルム・ノワール »

2007/06/29

陶芸、彫刻、写真、版画、ドレスデザイン、そして女装行為まで     ・・・破天荒な天才が提示する強烈・奇天烈な展覧会

我が文明:グレイソン・ペリー展
My Civilisation: Grayson Perry

金沢21世紀美術館にて
開催中! 2007年8月31日(金)まで

10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
※休場日:毎週月曜日
(月曜日が祝日の場合は開場し、 翌日火曜日が閉場。
ただし5月1日(火)、8月13日(月)は開場)

☆ 出品作品/約70点(陶、彫刻、写真、版画、キルト、コスチューム、映像等)

__5
(上)≪アーティストのガウン≫
   2004年 刺繍、布、H163xW82cmCourtesy: Artist / Victoria Miro Gallery

(左)≪何がいやなのか?≫(部分) What’s not to like? (detail)
   2006 陶 Courtesy: Artist / Victoria Miro Gallery

(中)≪何がいやなのか?≫What’s not to like?
   2006 陶 Courtesy: Artist / Victoria Miro Gallery

(右)≪モデル・ジェット・プレーンX92≫ Model jet plane X92
   1999 陶 Courtesy: Artist / Victoria Miro Gallery



巨大な壺に描かれた殺風景な郊外の町並みやブランド・ロゴに女装した少年たち。
華やかな装飾のはざまには様々な社会問題や暴力の場面が浮き上がり、
女装した作家の姿もしばしば登場。

「私の作品は、毒入りの宝物のようなもの。
 宝物だけど、呪われている。
 深い無意識の底から運ばれてきたそれらを「発掘」することは、
考古学であり、心理学なのだ」

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

グレイソン・ペリーが生きてきた道のりと深くリンクするという点で、彼の作品は、自身の「文明」をたどる重要な発掘物といえます。
愛するクマのぬいぐるみも、殺伐とした郊外風景も、自身の女装趣味さえも含まれる彼の文明は、「未開」に相対する「文明」をクリティカルに照射する試みでもあります。

1960年、チェルムズフォード(英国)生まれのペリーは80年代半ばから、
暴力、偏見、性的抑圧、文化や信仰、自己とは何であるかといった諸テーマに関し、
ユーモアやファンタジーを交えつつ、鋭い視点で捉えた作品を発表してきました。

彼が主に手がける陶芸作品では、古典的な形の壺の表面に描き重ねた現代的主題と、豊かな色彩や装飾との重層的な絡まり合いが見る者の想像を膨らませます。



☆ターナー賞受賞作家であるグレイソン・ペリーの日本初の個展

陶芸のみならず、彫刻、写真、版画からキルトやドレスのデザインに女装という行為まで、ジャンルを超えた活動と強烈な表現内容で国際的な注目を集め、2003年には
英国のターナー賞を受賞。
2000年以降、オランダ、イギリス、アメリカの美術館で大規模な個展を開催して
高い評判を集め、イギリス現代作家の中で最も注目すべき一人として評価が高まる
グレイソン・ペリーの日本初の個展!

現在は、非常に手の込んだ陶芸作品を多く手がけつつ、写真、版画、彫刻、キルトや
コスチュームのデザインなど、メディアを横断した制作活動を行うグレイソン・ペリー。
本展では、初期から近年までの作品に多数の新作を加えて展示。
その表現世界を展観しつつ、ペリーの「文明」を巡る旅の世界に入り込んでみよう。

__4




☆見る者の価値観を揺さぶる、強烈なイメージとメッセージ


ペリーの作品は、社会や家庭内の暴力、偏見、性的抑圧、大衆文化や信仰、
自己とは何であるかなどのテーマに関して、ユーモアやファンタジーを交えつつ、
強烈な視覚性とメッセージ性とで見るものに迫る。
女装癖を持つペリーは、自身が女装した姿をしばしば作品の中に登場させるなど、
作品に自伝的要素を込めつつ普遍的な問題を浮かび上がらせる点が特徴的である。

本展に向けて制作された多数の新作の中でも、
特に、社会格差の現実や大衆文化についてのメッセージが込められた、
高さ約1.5メートルの巨大な壺作品や、「祭壇」のテーマで制作された新作インスタレーションなどは、ペリーの新しい展開を示す作品として必見である。

Photo_213

■グレイソン・ペリー(Grayson Perry)
Profile
1960年、チェルムズフォード(英国)生まれ。
1982年、ポーツマス・ポリテクニック美術学科卒業。現在、ロンドン在住。

1980年代半ばから主に陶芸作品を手がけるようになる。また、版画や写真、ドレスの
デザイン等、ジャンルを超えた制作活動に取り組んでいる。1990年代以降、個展での
発表、およびグループ展への参加が相次ぎ、2003年にはイギリス現代美術の最高賞で
あるターナー賞を受賞。ペリーの国際的評価は更に高まった。
作家は、金沢美術工芸大学と当金沢21世紀美術館とが連携して運営した2005年度の国際的芸術家滞在
制作事業において、2度に渡って金沢に滞在し、地域の素材を用いた新作の制作を行った。

主な所蔵先は、
アムステルダム市立美術館、サーチ・ギャラリー
(英国)、テート(英国)、グラスゴー近代美術館、金沢21世紀美術館など。



☆「我が文明:グレイソン・ペリー展」関連企画☆
-------------------------------------------------------------------

◆こども向けワークショップ「グレイソンに挑戦!」
  8月10日(金)10:30~15:00
金沢21世紀美術館にて

写真や雑誌の切り抜きなどの素材を持ち寄って、ペリーの「コラージュ」の手法を
参考にしながら、参加者がそれぞれの世界を作ります。
 定員:先着15名(対象:小学3年生-中学生)
 料金:300円+本展の観覧券
 応募方法:お電話でお申し込み下さい(076-220-2801)。
 定員になり次第、締め切ります。
 持ってくるもの:昼食、お茶、作品に貼る素材(写真、雑誌、包装紙、布など)
   

◆学芸員によるギャラリー・トーク
  7月7日(土)、8月25日(土) 各回14:00~
 
集合場所:金沢21世紀美術館 レクチャーホール

 料金:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
-------------------------------------------------------------------


我が文明:グレイソン・ペリー展

【料金】
◇当日 /一般1000円、大学生800円、小中高生400円、65歳以上の方800円
◇前売り、団体/一般800 円、大学生600 円、小中高生300 円
※本展観覧券にてコレクション展I(2007年4月28日(土)~2007年7月16日 (月・祝))
も併せてご覧いただけます。

【前売りチケット取扱い】
販売期間:2007年4月1日より 2007年8月31日まで(ご予約は8月28日まで)

◇チケットぴあ(Tel:0570-02-9999、展覧会チケットPコード:687-244)、
◇ファミリーマート、サンクス、サークルK

【会場】
金沢21世紀美術館 展示室1~6、展示室13

●主催/金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
●共催/読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
●助成/ブリティッシュ・カウンシル、グレイトブリテン・ササカワ財団
●協賛/ライオン、清水建設、大日本印刷、サッポロビール株式会社
●協力/日本航空
------------------------------------------------------------------------

編/A.okada

|

« 山田宏一さんも絶賛! | トップページ | ヤバイくらいかっこいい!・・・スタイリッシュ・モノトーンの近未来フィルム・ノワール »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174560/15593431

この記事へのトラックバック一覧です: 陶芸、彫刻、写真、版画、ドレスデザイン、そして女装行為まで     ・・・破天荒な天才が提示する強烈・奇天烈な展覧会:

» 第3回ジャパン・アート・フェスティバル=作家と作品リスト [国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記]
第3回JAF(ジャパン・アート・フェスティバル)(1968・メキシコシティ、米国 [続きを読む]

受信: 2007/06/29 21:20

» 陶芸―装飾のテクニック [忍者大好きいななさむ書房]
陶芸―装飾のテクニック [続きを読む]

受信: 2009/10/13 11:42

» 陶芸―装飾のテクニック [ロドリゲスインテリーン]
陶芸―装飾のテクニック [続きを読む]

受信: 2009/11/29 21:00

« 山田宏一さんも絶賛! | トップページ | ヤバイくらいかっこいい!・・・スタイリッシュ・モノトーンの近未来フィルム・ノワール »