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2006年4月

2006/04/27

『古川麻美 「Ω」について』

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高井君貴 評

きれいと、汚い。

善と悪。

優しさと裏切り。

光と闇。

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2006/04/18

コンドルズ 2006春の東京公演「勝利への脱出」

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新井 幾美子 評

「ヤツらは真剣だ!―踊り続けること/自分であり続けることへの真摯な「選手宣誓」―」

はじめに言っておきたいのだが、そう、間違いなく確かにコンドルズは「ダンス・カンパンニー」なのだが、ダンス公演と思って観ない方がいい(かも知れない)。
その舞台はコントあり映像あり人形劇あり、もちろんダンスも(も、という所がポイントである)あり、幾つもの短い断片が、脈絡があったりなかったり、次々と間髪入れず繰り出される。

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森下真樹 『東京コシツ』 アナウンス台本大公開!

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「東京コンペ♯2」(丸ビルホール/2005.10)で優秀賞を受賞し、初の単独公演「森下真樹ダンスショウ!!」(こまばアゴラ劇場/2005.12)でも上演され、大反響を呼んだ作品『東京コシツ』。
一度観劇してしまったら、脳裏に媚びりついて、丸一日は離れないあのトリッキーな台詞。気になる。気になるし、真似したい‥。
そこでなんと、ご本人から台本を入手してしまいました!
それでは早速「東京コシツ」アナウンスの一部始終をご紹介しましょう!見た方は、あの衝撃がプレーバックされる事うけあい。見てない方も、とりあえず声に出して読んでみましょう!
それではどうぞ!

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乗越たかお 「コンテンポラリー・ダンス 徹底ガイド HYPER」 (作品社)

Topic_norikoshi_bookwthumb 谷村昌平 評

『そして私の身体もステージへ向いていた』

世界の超有名ダンサー&カンパニーから、現在注目の若手までを徹底網羅した、コンテンポラリー・ダンスガイドが、作品社より刊行。

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「MIRACLE STARS」飯田かずな(時鐘舎)

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高井君貴 評

『写真における輝きとは?』 

CMや雑誌の世界でまさに第一線で活躍している飯田かずなの、待望の写真集が刊行されている。しかし、経歴からいえば、コマーシャルフィルムや短編映画、雑誌やCDジャケットなども手がけるその手腕の広さからして、写真家という肩書きを超えて、まさに多才なアーティストと呼ぶにふさわしいといえよう。この写真家の名を知らない人でも、SMAPの草?剛扮するアジアのポップスター、チョ・ナンカンのジャケットなどでその作品を知る人も多いだろう。今回の写真集は、これまでにさまざまな媒体で公開された作品の集大成といえ、掲載されているそれぞれの発表時期や掲載媒体は異なるものの、一冊を通してみると、作者の一貫したアプローチが見て取れる。それは、本書の帯書きのコピーにあるように、一様に「みんな、キラキラ」しているということだ。

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「ヤダとイイヨ」(リーガル出版) ぶん・つじひとなり/え・杉谷知香

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emi hiruta 評

『イイヨくんの後ろ姿に、思わず涙も…』

この冬にイラストレーター・杉谷知香さんと作家・辻仁成さんとで、はじめての絵本を出版しました。なんでも「やだ」と言ってしまうヤダくんと、なんでも素直に「いいよ」と言えるイイヨくんのふたりの物語です。

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森村泰昌 「卓上のバルコネグロ」(青幻舎)

Topic_morimura_dthumb 山崎信介 評

『詩的で、視的で、史的なモリムラ・ワールド』

美術家、アーティストという職業の人たちの中に、言葉、文章に関しても独特のリズム、語彙、表現スタイルを持たれている方たちがいる。その人たちのアート作品を鑑賞する機会を得られることも歓びだが、パンフレットの中のコメントやインタビュー、スピーチ、作品名のつけ方などを密かに楽しみにしている人がいる。森村泰昌さんがその一人だ。森村さんの文章や言葉は、高い論理性を備えながら、大阪人特有の絶妙な間のとり方、テーマの明快さ、比喩をたくみに使い、直球や変化球を投げ込んで、読者、観衆を魅了する。

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2006/04/17

『match*マッチ』

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石井達朗 評

昨年と今年は「日本におけるドイツ2005/2006」(つまりドイツ年)ということもあり、接する機会の少ないドイツのコンテンポラリーダンスがいくつか来日している。印象に残っているのは昨年11月、青山円形劇場で公演されたコンスタンツァ・マクラス振付けの『バック・トゥ・ザ・プレゼント』とトーマス・レーメンの『モノ・サブジェクツ』。

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JADEでひときわ光った川口隆夫のパフォーマンス

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石井達朗 評

2006年3月11日から26日まで開催された今年のJADE。カンパニー マリー・シュイナールの『春の祭典』と『牧神の午後への前奏曲』はダンサーの衣装やツノのついた頭巾そのものが美術品といってもいい面白さだし、シュイナールならではの振付けも奇妙で最初から最後まで目が離せない。

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“びっくり楽しいショー&香港コネクション?!”

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芳賀直子 評

はじめまして。

これから一年間、ダンス&バレエにまつわるお話を不定期に更新させていただきます。
鑑賞のお供、ちょっとしたインフォメーション、時に「これはナイ!」というお話までダンスを巡るあれこれ書いて行きたいと思います。

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“ストロベリークリームと火薬”

椿昇(アーティスト)

2004年の秋、僕はヨルダン川西岸のラマラにいた。ほこりまみれのワーゲンを陽気にドライブするハナさんに案内されて、エルサレムの旧市街や、白茶けた岩の転がる丘陵地帯を縫うように走った。

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“ザ・フォーサイス カンパニー2006(Bプログラム)”

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榎本了壱  評

『ダルマサンガコロンダ、モンスターレース、そして・・・』

最初の“Clouds after Cranach”(Part1)は、ダルマサンガコロンダ状態のような、ドミノ倒しのような動きの連鎖と停止。バラバラバラ、ピッ!ピッ!ピッ!バラバラバラバラバラバラ、ピッ!といった具合の連続。誰かからか、あるいはわずかにずれた同時多発の起動によって、ことが起こっては、かなり短いスパンで終息していく。

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“横浜ダンスコレクション R 受賞者公演”

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榎本了壱  評

岡本真理子「プチサバイバル・ガーデン」
『自閉者のためのテリトリー論』 

ホワイエのテーブル周りで、黒地に白いひまわり模様のノースリーブのワンピースに、ゴーグルをかけサボ(オランダの木靴)をはいた岡本が、呪術師のように、霊能者のように、立ち居振舞っている。オーディエンスは「なんこっちゃ」といった感じで近い位置から岡本の作業を観察しているが、結局なんだか分からないうちに岡本は、駆け込むように劇場ホールに入っていく。オーディエンスも後からドヤドヤ入場する。

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“山田せつ子 奇妙な孤独”

榎本了壱  評

『クルミの実のような記憶の中のまりも羊羹は・・・』

舞台にはアジア風フォークアートな木製の寝台が2脚。暗転になって明かりが戻ると寝台に寝ているなんて当たり前過ぎるなと思っていたら、下手のドアから強い明かりが差し込んできて、スーパーのビニールの買い物袋をかぶった山田せつ子がフラフラ、人間アンドン状態で出てくる。(おお!)空間は一転山荘のようなイメージに。空虚なでも充実した孤独(?)、しなやかで乾いたソロがしばらく続く。

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2006/04/14

“近藤良平 誓いの休暇”

Cri_02_detailthumb 榎本了壱  評

『誓って休暇を取ろうとしたのに、結局踊ったり奏でたりしてしまった!』

「コンドルズ」の楽しみ方は2つある。ひとつは非常にバカらしいチャーミングなコント。もうひとつが近藤良平のソロダンス。発汗ヒッシャキ情熱男子群舞はオマケ。でも、「グリコのオマケ」のようにあくまでも主たるオマケ。その近藤のソロ「誓いの休暇」だ。

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“第5回アジアデザインコンペ”

榎本了壱  評

『コンペティションの怪』

いきなり私事で恐縮ですが、1970年代の後半から、私の半生はほぼコンペティションに捧げたといって過言でないほど、コンペを仕掛け、仕掛けたことに追っかけ回され、引きずられて来ました。日本パロディ展(JPC展)に始まり、JPCF展、日本グラフィック展、オブジェTOKYO展、URBANARTと手がけ、変わったところではエビゾリングショウや、現在も30年続いている御教訓カレンダー、2004年にスタートした東京コンペを今もプロデュースしています。

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#003 『イナバウアーの奇跡・軌跡』

榎本了壱  評

荒川静香の金メダル情報もそろそろ、各メディアが飽きて来た感じので、もう一度、何であんなにイナバウアーがウケてしまったのか考えてみることにします。

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#002 『冬はダンスシーズン』

榎本了壱  評

年末年始は当たり前、踊って踊って年越し騒ぎ、といった感じもあるんでしょうが。
冬にダンス公演が多いのには、それなりの事情があります。
つまり「助成金」というかカラクリキーワードがあるわけです。
演劇、ダンス等、文化活動に対して、制作費の一部を援助してくれる、助成金のシステムです。

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#001 『行列』

榎本了壱  評

行列の出来ることが、別にいいことではない。

実際、並んでみて、後悔したことがいっぱいある。

でも並ばないと、そうした結果を知らないで終わる。

いや、結果よりもむしろ、並ぶことに意味があるのだ。

並ぶことこそ、オーディエンスに与えられて最初の批評だ。

それはまだ、賞賛ではない。

限りない好奇心のプレゼンテーション。

それから、中身をじっくり吟味する。

オーディエンスはいまや、単純なオーディエンスではない。

オーディエンスは、あらゆるところで批評する。

レストランで、居酒屋で、ベッドの中で。

オーディエンスは、あなどれない!

オーディエンスが列を作る。

アーティストにプレッシャーをかける。

しかし、行列というプレッシャーは、

結局、アーティストに、勇気と挑戦を煽りたてる。

アーティストがどんどん面白くなっていく!

行列が出来る! ダンスが、演劇が、アートが、

ますます面白くなる!  

だから、劇場が、ギャラリーが、混む!

混む!混む!ドッと、混む!

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